建仁寺 夜間拝観(ZEN NICHIT WALK KYOTO)

観光

こんにちは、ゆいこです。

臨済宗建仁寺派の大本山、俵屋宗達の「風神雷神図」や小泉淳作の「双龍図」で知られる「建仁寺」の夜間拝観に行ってきました。

祇園花見小路を抜けた先の門(この写真の門)から入るつもりが、何故か裏門から入ることになってしまいました。真っ暗で月明りを頼りに参道を歩いて境内に入ります。遠くに明かりが見えたときはほっと安堵しました。電灯のなかった時代はこのような感じだったのでしょうね。

開場19時に到着した時には既に列ができていました。右側がチケットを持っている人、左側は当日券を購入する人の列。19時11分には中に入れました。20時頃に退出した時は、もっと長い列ができていたので、早めの時間に来て正解だったようです。

驚いたことに中も撮影OKです。

青い光とニューロミュージック(最適な脳状態に導く音楽。これを聴くと集中力が上がり、リラックス効果が得られるらしい)が流れる中、回廊を巡ります。

小泉淳作の様々な作品も展示されています。

蓮池
しだれ桜
風神雷神図 もちろん複製ですよね?

そして方丈の前庭「大雄苑」でニューロミュージックと共に雲海を眺めます。スモークが残暑の名残を和らげてくれます。

最後は法堂で小泉淳作の天井画「双龍図」を背景にプロジェクションマッピングアートを堪能しました。先程とは打って変わって太鼓の音が鳴り響く音楽と共に、龍が現れるような迫力ある演出でした。
静から動への覚醒とでも言いましょうか。

昼間に訪れる建仁寺とは一味違った顔を見ることができました。
何百年もの間ずっと変わらないように見えても、時代に合わせた変化を遂げ続けている京都の一端を見たような気がしました。



帰り道、花見小路からのお月さま。仲秋の名月より二日後の夜。

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